なぜ、努力して、夢に向かって一歩一歩進んでいる人が殺されなければならないのか。
先日のアイドル刺傷事件もそうだ。
自分のモノにしたいという独占欲か、はたまた嫉妬心なのか、冴えない日常への刺激、何の目的で撃ったのかはわからない。そこには撃たれた、刺されたという結果だけが残る。そこに至った理由など何の意味も持たない。
この世に受けた生への喜び、周囲の人間の支え、本人の紡いてきた歴史、それらを無にする卑劣な行為は絶対に許してはいけない。
新時代のスターになる、はずだったクリスティーナ
僕が彼女を知ったのは丁度去年の今頃。
何気なーくオーディション番組"The Voice"をようつべで見ていたらすげー歌唱力の娘がいる!!と思わず五回繰り返して観たのを強く覚えている。
入りはとてもソフトに、しかしサビは力強く、一度抜く展開から、その小さな体からは想像できないパワフルな大サビ。
必要なところで転調し、オーディエンスの心をグッと掴んで離さない。
まさにお手本のようなパフォーマンス。
Maroon5のアダムも感心する歌唱力で、自身のレーベルで歌わせることを即約束したほどのスター性を持っていた彼女。持っていたと、過去形になってしまったのが本当に悲しい。いつかサマソニとか、ビルボードとかで来日することを待っていたけど、それも叶わぬ夢になってしまった。
今の所、こう言った無慈悲な事件を防ぐ方法は無い。というかキリが無い。
アイドルの握手会はボディチェックできるかもしれないが、小さなライブハウスや、ビルボード等のスターを間近で見ることができる会場全て規制しなければならなくなってしまうし、アーティストもオーディエンスもそれは望まないだろう。
彼女の事を忘れないように、いつでも観れるように自分のブログに残しておきたいと思う。このブログを見た方もどうぞ、今日は彼女のために祈ってあげてください。
Christina Grimmie RIP、どうか安らかに。
Christina Grimmie & Mike Tompkins - Fall Out Boy & Alicia Keys
Christina Grimmie singing "Counting Stars" by OneRepublic
Me Singing - "Stay" by Rihanna - Christina Grimmie Cover
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