新曲が出た
ミスチルの新曲が出た。2018年一発目のシングル。
まず、自分はミスチルファンとしては20年選手。というか信者。小学生の頃からあっちこっち行きながらもずーーっと聴き続けている。
そろそろ次のアルバム出るかな〜なんて思って、期待も込めて書いていきたい。
here comes my love
まず、ジャケットが好き。
またサイか?と一瞬思ったけど、馬かな?
青いラインがとても映えていて良い。
歌詞に「海」が出てくること、「グレー」というワードと関係があるのかもしれん。なーんて、想像するの楽しい。
その辺りの楽しみをくれるのはミスチルの歌詞の好きなところだ。
で、フジのTVドラマ「隣の家族は青く見える」のタイアップ。
この物語の登場人物達の、
また、その物語に自分を重ね共感するであろう皆さんの背中を押すことができるように、この曲に心を込めて制作しました。
登場人物達の未来がどうなっていくのか、とても楽しみにしています。桜井和寿
どの程度ドラマと内容がリンクしているのかはまだ不明だけど、桜井さんのことだから、家族愛についても捉えられるし、恋愛としてもとれる普遍的な曲になってるんだろうな〜と思いながらイヤホンを耳に。
曲としては第一印象、ってかイントロを聴いてちょっと「しるし」を連想。
リバーブの効いた切なげな桜井さんの歌声が沁みる。
もしやピアノとストリングス主体で攻めて行くのか?と思ってたら、そういやコバタケプロデュース外れてたんだった。
「皇帝」こと田原さんのギターと安定のナカケーベースがグイっと前に出てくきて安心する。
サビの"here comes my love"のファルセットは桜井節満点でうっとりできるんだけど、個人的には最後のサビでは地声っぽいアプローチでいって欲しかったなぁ。
例えば、"HERO"のサビは最初と最後の歌い方が違っていて、そこが歌の起伏をより激しくして感動的にしているので、ぜひそうして欲しかったなぁ、ライブではアレンジしないかなぁと願わざるを得ない。
あと、珍しくグッと前に出たギターソロがあって、「Bohemian Rhapsody」を思い出した。間違いなくこの曲のハイライト!!
多分弾いてるのは桜井さんだと思うんだけど、もしコバタケ時代だったら4:16のシャウト後にストリングスが来てから大サビに入るところが、プロデュースでこんなにも違うんだなーって興味深い。
いや、どっちも好きなんだけどさ!
僕の疑問としては"here comes my love"は所謂ネオフォークロック路線の曲達のどの位置付けなのかってことだ。このテンポと壮大さで思い浮かぶのは、
・Starting Over
・足音 〜 Be Strong
・hypnosis
とかくらいか?
日本でこんなにビッグスケールなロックバラードを聴かせてくれるのって今やミスチルとサザンくらいなので、大好物だし、「あぁ、やっぱええなぁ」ってなんどもリピートしちゃうんだけど、上記の"Starting Over"が、前アルバムの構成から考えても明らかに集大成だったのに、"here comes my love"も同じ路線となると、正直「え、またこの路線?」とはてなが浮かんでしまったのも事実。
「いつもの」を求める自分と、「変化」を望む自分が混在してて正直揺れてる。
久しぶりにミスチル聞いたわ!!っていう人と、熱心に全曲チェックしているファンとでは感じ方が全っ然違うと思う。
あと、歌詞は正直エグみが足りないというか、いつものように感覚が揺さぶられることは無かった。うんうんそうだな、確かに、とは思うけどなんか肚にオチてこないというか、、、この辺は自分と重なって初めてグッとくる可能性があるので要経過観察。
筆者てめーこの歌詞の良さがわかってねーな?って思った人がいたらぜひ教えてくださいまし。
ま、ミスチルのシングル曲はアルバムで聴くと全く違う表情になるので、himawariとヒカリノアトリエ含め、どんな変化を見せてくれるのか期待値が上がりすぎている。前作Reflectionが良すぎただけに。
アルバム楽しみにしてる。
超楽しみにしてる。