僕はレベル40

心が動いたことをかいていく

ゴスペルはじめたら人生変わったので、力の限りオススメしていきたい

 

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春は一番好きな季節だ。街からも人からも暖かいエネルギーのようなものが放たれてる気がするし、何かを始めるには最高だ。

僕がゴスペルを始めたのもそんな春の日だったのを覚えている。

もしこの文章を読んでいるあなたが、「何か新しいことを始めたいな」とか「最近つまんないな」とか「新しい仲間が欲しいな」と感じているのならば、僕は迷わず「ゴスペル」を始めることをおすすめする。

変な宗教にハマった訳ではなく、僕は人生変わった。音楽ってすごいわ

 

ゴスペル…?

よくアカペラと間違われるが全然違う。そのイメージはあの人達のせいだ。

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ゴスペル(Gospel)とは"God"と"Spell"が合わさった造語。

つまり「神様の言葉=福音」という意味だ。

古くは18世紀、アフリカから奴隷としてアメリカへ連行された黒人達がキリスト教に改宗させられ、神への賛美を独自のリズムと音階で音楽へと昇華させたのがスピリチュアルミュージック(黒人霊歌)としてのゴスペルであった。

 

そしてこのゴスペルという音楽は、後のブラックミュージックに大きな影響を与えている。

ゴスペルが無ければ、サム・クックもレイ・チャールズもスティーヴィー・ワンダーもジェームズ・ブラウンも、その影響を受けた後世のミュージシャン達も生まれてなかったかもしれないのよ。

 

大ヒット映画「天使にラヴソングを」

日本人がゴスペルと聞いて一つ思い浮かぶもの、それがこの映画。

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ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット作であり僕が思う邦題に改編して良かったランキングナンバー1の映画だ。(原題はSister’s Act)

もしも「シスターズアクト」とか「ゴスペル尼さんの大冒険」とかだったら間違いなく大ヒット映画にはなっていないだろう。

 

作品を見たことなくともこの曲は聴いたことあるのでは?

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だが、こんな感じで楽しく合唱のように歌うのがゴスペルと思ったら大間違いだ。

 

最近のゴスペルは果てしなくかっこいいのだ。

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どーよ!?どーよ!?

マジでカッコよくないです?

基本は女性がソプラノ、アルトの2声に、男性がテナーパートとして歌う合計3声での混声で歌う。場合によってはベースパートを設けたり、女性がテナーにいったりもする。

で、リード・ボーカルが前に出て、文字通り前歌いでリードしたりソロをとったりしながらクワイヤ=聖歌隊(Choir)を率いて歌うというのが一般的な形だ。

 

ゴスペルがオススメな理由

前置きはわかったよ、だからなんでオススメするんだよ?って思ってますね?

オススメする理由を思いつく限り挙げていく。

1. 歌が上手くなる

 僕の例では直接的には高音が出るようになったこと、音程が安定したこと、リズム感が良くなったなどがある。

 分かりやすい例で言うと始める前は福山しか歌えなかった僕がミスチルや秦さんの曲を歌えるようになったくらい音域が広がった。具体的には楽に出せる音域が、mid2E→hiAまで、(調子良ければhiBまで)伸びた。hiAはレミオロメンの粉雪のサビ、「こなぁぁ」の音、hiBはミスチルのSignサビの「イィン!」の音。

練習方法がわかったというのが上手くなった要因だと思う。まぁ6年かかったが。

ただ、上には上がいることを知って自分のショボさに気付くことは免れない。

 

2. ブラックミュージックの魅力に気づける

 個人的にはこれが相当デカイ。確実に人生が広がり、豊かになった。

洋邦問わずロック畑出身だったけど、ソウルやファンクのカッコよさに気付いたのはゴスペルを始めたからだ。ほんの数例だが、ブラックミュージックの偉人達を紹介したい。

Sam Cooke - A Change Is Gonna Come - YouTube

Charlie Wilson - You Are - YouTube

Marvin Gaye : What's Going On - What's Happening Brother (Live 1972) - YouTube

Curtis Mayfield & The Impressions - People Get Ready (1965) - YouTube

Donny Hathaway 'Put Your Hand In The Hand' - YouTube

3. 始めるためのハードルが低い

 初めたてであれば、いきなりソロで歌わされたりすることは無いので、歌が苦手でも修行期間を設けてもらえる。すでに上手い人ならガンガン前へ出て歌えるので、初心者でも経験者でもレベルに合った練習ができるのは大きなメリットだ。

 

また、特別な道具がいらないため、初期投資が少なくてすむというのもある。

 

4. 英語の発音が良くなる

 当然ゴスペルの歌詞が英語だ。そしてゴスペルを歌う上で、カタカナ発音は完全NGだ。日本人が苦手とするL, R, TH音等を徹底的に練習するので、 英会話にも活きて自信がついた。

  

5. 友達が増える

 社会人になると自分から動かない限り基本増えることはない。逆に学生ならば、普通に社会人の友達ができるので本当にオススメだ。人生が広がる。

大きめのゴスペルクワイヤ(50人以上が目安)に所属していれば勝手にメンバーが増えていくので、気の合う仲間ができやすい。

やはり共通の趣味を持つ友人というのは強いなと随所で思う。

 

6. (共通の趣味を持つ)彼女ができる

 ゴスペルは圧倒的に男子が少ない。考えてみて欲しい、君の周りにロックやりたいと思う男子はいてもゴスペルやりたいという男子かどうかを。

 ゆえに男子はトキのような扱いを受ける。まぁこれは結果としての話だが、普通にしてりゃ出会いもあるよって話。

 

7. キリスト教を勉強できる

 ゴスペルはクリスチャンミュージック、つまり神様へI love youと歌いかける音楽だ。だから僕はノンクリスチャンなりに聖書を読んで勉強した。で、そのパワフルなメッセージに驚いた。これは僕の一生大事にしたい聖書箇所だ。

【ローマの信徒への手紙5章 3-4節】

そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、 忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。

なんかミスチルの歌詞っぽくない?

僕は神様の存在というか何か目に見えない大きな力とか運命みたいなものはあると思っているので、これからも歌いながら勉強していきたいと思っている。

 

 

8. ストレス解消できる

歌う事でストレス解消されることはどうも科学的根拠があるようで、ゴスペルももちろん例に漏れない。大きな口を開け、体を動かし、仲間とハーモニーを作っていくのだから、そりゃ楽しくなっちゃうだろと。

business.nikkeibp.co.jp

 

ゴスペルの始め方

※3/28追記

ではそんな素敵なゴスペルをどうやって始めたらいいのか。

もうそれは、普通の習い事をするのとまったく同じ感覚で、「ゴスペル 東京」とか、「ゴスペル 関西」とかで調べて、体験レッスンなり練習会等に行くといい。

 

ゴスペルクワイヤは大抵、A. プロの講師がディレクターとして運営しているか、B. 普通の友達同士でサークル的にグループでやっているかの二つの種類がある。

僕はAにしか所属したことがないので、そちらしかオススメする術がないが、Bに所属する友達の話を聞く限り「指導」がしっかりしているのはほぼ間違いなく前者なので、初心者であれば基礎が身につきやすいはずだ。

 

大企業志向がある人はA、ベンチャー志向がある人はBで考えてみると適正がわかると思う。

ちなみにAを選ぶ場合、「講師」の実力があるかとフィーリングが合うかという点は絶対にチェックすべき項目だ。

 

 

 

 

 

 

いかがだったろうか?

実は、老若男女いろんな人がゴスペルをやっている。

あなたが「今更新しいこと始めたらんねぇよ・・・」と思ってるんならちょっとその心のブレーキを外して一歩前に踏み出してほしい。

 

大丈夫、

「何かを始めるのに遅すぎるということは無い」

のだから。

 

それでは良い春を過ごしましょう、アデュー^o^

 

 

 

Wow Gospel 2018

Wow Gospel 2018

 

 

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