僕はレベル40

心が動いたことをかいていく

King Gnu One-Man Live 2018 “Flash!!!”ライブレポ@梅田シャングリラ (7/16)

 またKing Gnuについてかよ。もうKing Gnu速報とかにブログの名前変えろよ。

そんな声も聞こえて来そうですが、それでも書きたくなった7/16梅田シャングリラの夜。

 楽しみにしていたヌーのみなさんとのご対面、King Gnu One-Man Live 2018 “Flash!!!”に足を運び、全身にエネルギーの放射を浴びてきたのである。

 

記憶新しい内に書き留めて置きたい。

行ってない人はスマン、意味わからんとこも多いと思うけど雰囲気感じ取ってくれ。

 

ライブ前

King Gnuとは本当に実在するのか (哲学

そもそもそれが1番の疑問だった。

確かに2017年に出会ったバンドで一番聴いたと断言できるほどアルバムをリピートした。

だけど、そのアーティスティックな佇まいとか、鬼才的音楽・美的センスを持つ彼らの存在を半信半疑とは言わないまでも、なんか違う世界線から来た人達かもくらいには思ってた。

アクモン的に言えば、"Who the Fuxx Are King Gnu? "状態。

 

そんなドキドキした状態で当日を迎え、阪急電車に揺られて梅田へ出て会場に到着。

なので最初の感想は「良かった、ちゃんとライブあるんやな。」だった。

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関西初ワンマン

関西初ワンマンということもあり一目彼らを拝もうとチケットは争奪戦。箱は超満員とのアナウンスに違わぬパンパン具合。後ろの方までびーーっしり人人人だった。

なぜか会場BGMには阿波踊りが流れており、懐かしいようなテンション上がるようなフロアの空気だった(気がする)

 

会場は男:女が3:7くらいの印象。

僕は割と早めに入れたこともあり、中央前方をキープ。

 

最近ライブでは通ぶって後ろや音の良いところを探し求めることもあったんだけど、今後デカイ箱に移ること間違いなし、フェスでもメインステージでのアクトが予想される彼らを前で見れるのは今しかねえと思い、前に行った。

やっぱり小さい箱での前方の、謎のエネルギーが渦巻いてる感じが好きだ。なんだろうね、あの最前列とバンドの衝突地点に発生するアレは。今回のライブでも確かにそのエネルギーは存在していた。

 

そして阿波踊りを聞きながらひたすら待つこと40分、突如暗転。

聴き慣れたVinylのドラムが鳴り、歓声とともにステージの幕がついに開く。

 

セトリ

知らない曲が結構多くてわかる範囲で書く。 Srv. Vinci時代の曲もかなり演ってた。

そらワンマンやしね。

5曲初めて聴いたので曲名わかる方、情弱な私めにどうか曲名と音源の情報をお教えください('A`)

 

※こちらから青字曲を追記させて貰いました。

King Gnu 初のLIQUIDROOM&大阪ワンマン大盛況にて終了!! | ミュージックブースター

1. Vinyl

2. ロウラブ

3. Catch!!!

4. あなたは蜃気楼

5. ナイトプール

6. Prayer X

7. Hitman

8. Heroine

9. PPL

10. TIME 

11. It’s a small world

12. 破裂

13. McDonald Romance

14. Tokyo Rendez-vous

15. Teenager forever

16. サマーレインダイバー

17. Flash!!! (Enc

 

感想

あとは勝手に思ったことを書き殴る。

 

常田大希という男

圧倒的オーラ。人間オーラの泉。

ライトに照らされてギター弾いてる姿が、後光にしか見えん。なんならちょっと浮いてたもん!

 

MVよろしくスピーカーを使って歌うその姿は男から見てもカッケーの一言。

メンバー全員かっこよかったけど、一人存在感は明らかに浮いてた。

個人的には14.Tokyo Rendez-Vousでスピーカーのマイクを投げ捨てたところがこの日のハイライト。本人も観客もボルテージが最高潮に達した瞬間だった。俺が女だったら鼻血を2ℓ吹き出して倒れている可能性があったわ。

 

演奏面ではギターにピアノに歌に多彩なスキルを発揮してた。

楽しみにしていたVinylでのギターソロはアレンジ効かせてたけどそれ以上にナイトプールのイントロのソロの浮遊感が心地よかった。(青のライトは水中イメージ?)

 

あと、会場の誰もが「オイ椅子っ!!」と突っ込んであろう社長椅子での佇まいも面白いワンシーンだった。

失礼ながら驚いたのはボーカルスキルというか、ピッチの当て方が素晴らしく良かった。シャウト含め当てるとこ当たっててそういう細かいとこに感心してしまっていた。

 

全体で一言くらいしか喋んなかったけど、MC中のBGMを弾き続け、そして時折見せる笑顔に優しさと人間味を感じた。素敵だった。

 

勢喜遊という男

盛り上がってます!!(確信

 

まーじでこのライブはドラムが会場を支配してた。

俺は終始、ずーーーっと首振ってた。それはDr. 勢喜の締まったドラムに体を動かされ続けてたからだ。速い曲でも遅い曲でも揺らがぬビート感。音源でも伝わっていたが、実際聴いてみるとこの音圧というか会場制圧力は勢喜さん半端ないってもぉー!というしかなかった。

手数も多くって、特に9. PPLでは腕取れるんじゃないかってくらい緩急激しく叩いてた。

 

この日の彼はピンク?髪にリーゼント、アンコールでは上下青ジャージというヤンキースタイル、加えて物販Tシャツをインするという暴挙に出るも最後までオイシイポジションでこの日のウケを全部さらっていっていた。

 

新井和輝という男

この日は音楽的にもMC的にも彼がいないと大変なことになっていたのは間違いない。

MC的には暴走する井口に対して的確に突っ込み、まとめあげ的確にインフォする。プレイでもドラムとギターに気を配りながらも楽しそうに、そして出るところはゴリゴリ出る。

この日のボランチ・影の主役はは間違いなくあなたでした。

 

プレイ的には新曲?のHitmanのプレイがシブくうねりまくってて一番好きだった。

ウッドベース、シンセベース?サンプラー?を弾き分けるマルチスキルも光り、完全に観客を魅了してた。

 

全然関係ないけど、彼のツイッターアカウントのK and his Bってのは the band apartのK and his Bikeのことで間違いないんだろうか?まぁ20代後半だったらバンアパ通ってるよね、きっと。


the band apart - K.and his bike

井口理という男

この日色々と見方が変わってしまった男NO.1。

彼が第一声を放つと、悲鳴にも似た黄色い声が・・・Aメロの声ほんと良いなオイ。

アンタAメロの貴公子だよ。艶やかで聴く人の琴線に触れるタイプの声質。

そしてファルセット(裏声)の美しさと高さな。鳥かよ。

マニアックだが、裏声から地声に切り替わるスレスレのキワキワが一番良い声してた。

 

にも関わらず!

そんな声の持ち主の彼だが、MCは全体的に何言ってるかわからない人間味を感じさせるMCだった。Vinylで魅せたあのエロス俳優井口理ではなく、近所の滑舌悪い兄ちゃんが喋ってる感じでした。

まぁこればっかりは場数踏むしかないし、個人的には井口理という男前の根っこの優しさとか不器用さを感じれて、嬉しかったけどね。ホント。

 

後は声量欲しいなぁと素直に思った。激しめの曲でグッとバンドの音圧が上がると結構かき消されてたので、そことVinylのシャウトをきっちり当ててくれたら文句はございません。

非常に心地よい 生声いただきました。

 

ツインボーカル

ツインボーカルの良さをありありと感じられたライブ。

実際に聴いてまずは井口・常田両Voの二人の声の相性の良さを実感。

艶やかで繊細な井口ボイスの後にザラついた常田ボイスまたはその逆、そして二人の声が合わさって厚みがグッとでる瞬間がたまらなく好きな人は多いだろう。2時間飽きがこないのはその辺も関係してるのかもしれん。

 

あと、13. McDonald Romanceそこ井口さん歌うんすか!?最高じゃねえか!って場面があって、ファンほど音源との違いを楽しめて良いなと感じた。

 

いかがだったろうか 

そりゃ荒削りな部分もあったけど、爆発力としては最高のライブだった。

成長していく彼らを追っかけていけることは、ある意味成熟しきったバンドのライブとは違ったストーリーを楽しめるのでこれからも目撃者の一人になっていきたい。

前にも同じ事を言った気もするが、リアルタイムで追いかけた事が自慢になるタイプのバンドだと思うので一度彼らを見にいくと良いよ。

 

ツイッターで百の呟きを眺めるより、一回ライブ行った方が彼らの人となりを間違いなく理解できる、そんな事を感じれる日本全土の猛暑よりもアツイ夜だった。

 次のライブで彼らがどんな変化を、進化をしているか今から楽しみでしょうがない。

それでは今日はこの辺でアディオス。

 

 

 

Tokyo Rendez-Vous

Tokyo Rendez-Vous

 

 

 

Mad me more softly

Mad me more softly

 

 

 

 

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