僕はレベル40

心が動いたことをかいていく

King Gnu One-Man Live Tour 2019 “Sympa”ライブレポ@大阪BIGCAT (3/17)

 2回目のヌーのみなさんとのご対面。率直な感想としては「練度上げてきやがったなっ!!!」って感じです。そりゃライブ演りまくってるもんな。

まぁ感じた事を色々書いていく。 

 

ライブ前

普段あんまり来ないアメ村界隈。駅からテクテクBIG STEPに向かって歩いていると、既にヌーTシャツを着ている50代夫婦と思しきおっちゃんとおばちゃんを見かける。

アンタら最高やな!!と一人でテン上げになる。俺も50代になっても旬のバンドのライブに行けるメンタリティとやる気を保っていたいもんだ。

 

会場前に着いたが、有り得ないくらい人が並んでいた。流石全会場ソールドアウトは伊達じゃねえ。4Fから1Fまでズラーっと人人人。過去に何度かこの会場に来てるが、この人数は初めて。

しゃーねえ、待つか。と並んでると前には母と中学生息子と思しき二人が並んでいる。

お前中学生でヌーのライブとか最高やな!!!とまたテン上げになる。俺も中学生からKing Gnu聴いてました!とか言いたい。

そんなこんなでやっと会場前でパシャリ。

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会場内

クレーム、という程では無いが要望一つ言わせてくれ。

BGMを阿波踊りにしてくれ!マジで!!

今回が初めての方もいると思うので説明するが、"Flash!!!"ツアーの時はなぜか阿波踊りが流れてた。あれは、なんか謎のお祭り感と高揚感で、ほんと「非日常」を味わえたんだ。あれで素直に「このバンドのセンスただもんじゃねえ」と思えただけに非常に残念。しかも音小せえし。

「帰るまでがライブ」とはよく言うが、アクトが始まる前もライブなんじゃい!

せめて、せっかくラジオでヌーレコーズ東京やってんだからさ、紹介した曲をコンピCDにしてかけるとかどうですかね!?

ね!?スタッフさん!!(血の涙

 

ちなみに男女比は3.5:6.5=男:女くらいだったような気がする。なんかおっちゃんおばちゃんもいたし、明らかなティーンネイジャーもいたしで老若男女な客層だった。

 

そんなこんなで待つ事40分。『Sympa I』のモールス信号とドラムロールが鳴り響き、ついにステージの幕が開く(幕はなかったが

 

セットリスト

1. Slumberland

2. Sorrows

3. Vinyl

4. McDonald Romance

5. ロウラヴ

6. Bedtown

7. NIGHT POOL

8. 白日

9. Hitman

10. Vivid Red

11. Flash!!!

12. Don't Stop the Clocks

13. It's a small world

14. 破裂

15. Tokyo Rendez-Vous

16. あなたは蜃気楼

17. Prayer X

18. Teenager forever

19. The hole

20. サマーレイン・ダイバー(Enc

 

Sympaツアーだけあって、新アルバム曲はインスト以外網羅。って書いてて気づいたが、Tokyo Rendez-Vousの曲も全部演奏しとるな。まぁほぼベスト的な曲布陣で持ってるもん全部出し尽くしてくれた印象。

 

感想

後は感じたことを書きなぐっていく。

その男、常田大希

井口談だが、実は「うなじ」がめちゃくちゃ綺麗な男、常田大希。又の名を色気の塊。

衣装は白のゆるーいニットの坂口健太郎スタイル。(イメージです

男前でギターをかき鳴らし、ピアノ弾いて、チェロも弾けてお兄ちゃんがバイオリニストで、元藝大生で、時には拡声器使って激しくガナって客を煽るって・・・

オイオイ、なろう小説の主人公か?

 

こじらせたOLだってもっと現実的な設定考えるわ。

 

そんな彼だが、この日はボーカルというよりも、ギターヒーローって感じだった。

いくら他の楽器を持とうが、やっぱりカッティングしてる常田さんが一番かっこいい訳で。

いつも楽しみにしてるVinylに加えて、今回じっくり聴けたHitmanのソロアレンジも、カッコよかったし、Night Poolの浮遊感溢れるギターも相変わらず気持ちよかった。

でもまぁラストのサマーレインダイバーでのかき鳴らしが一番アガッたよね、実際。激しい曲でかき鳴らすのは割とよく見るが、ああいう浮遊感漂うテンポ遅めの曲で美しいノイズが洪水のように迫ってくると、異次元に行ったようなサイケデリックな気分になる。そして最後のピッキングスクラッチでエクスタシーに達しました。俺が女子だったら、鼻血2ℓ吹き出し出して倒れる可能性があった。ふいーっ、危なかったぜ! 

MC中のBGM係も雰囲気作ってて良いなぁと思いました(こなみ

あと、いつかチェロも聴いてみたいです(こ

その男、勢喜遊

変わらぬ会場制圧力!

今回は前にシャングリラで見た時のちょけモードはナリを潜め、プレイにひたすら集中していたように見えた。

ピンクリーゼントにジャージインすら許されるせきゆーなので、もう少しはっちゃけて欲しかった気も・・・まぁ相変わらずおしゃれで、どこに売ってんねんそれ!と突っ込みたくなる帽子がすごくチャーミングだった。

 

相変わらずタイトなリズムで「バラードなのに首が振れる」という矛盾を引き起こしていたが、見せ場は何と言ってもFlash!!!前のソロパート。サンプラーとドラムを自在にあやつりビートメイクしていく様は最高にかっこよかった。

「うおお、これが21世紀のパフォーマンスや!!」って思いませんでした?皆の衆?

リズムパターンが変えながら叩きまくり、だんだんと曲のパターンに変わってからの"It's not A Joke"!

はい、最強

確かなビート感とセンスがそこにはあった。

ただ発表曲をなぞるんじゃなくって、こんな特別なパフォーマンスを見るためにライブに来てる訳で、これだけで白ご飯15杯行けますね、ハイ。 

その男、新井和輝

King Gnuの良心。

この日は同居コンビでのMCではなく、奇行を繰り返す生徒の先生のような立場で後ろからVo. 井口を見守っていた。井口氏が奇天烈発言をした後、「つい和輝の方見ちゃうんだよね」というやり取りからもまさに女房役という言葉がぴったりやなと思いました。良いよね、このコンビ。

 

しかーし、プレイの方は1mmも優しくない!むしろ最高に荒ぶってて、それどうやって出すの?って音に溢れてた。Flash!!!やSorrowsは相変わらず、凶悪なラインを跳ねまくり&うねりまくってるし、エレキを担ぎながら弾くシンセベースも、ズドーンと腹に響く。ウッドベースもジャズベーシトかよ?ってくらいスウィンギンしてた。

やはりKing Gnuはリズム隊が良い。

個人的フェイバリットはHitman。曲の良さを支えているのはあのベースラインなのは間違いない。細かいとこだが、2番からスラップ気味に弾いてたところが渋いアレンジで最高だなと思う。 

 

ちなみに、ボーカル中心に聴いてますっ!!って人ももちろんいると思うんだけど、気が向いたらで良いから、一回彼のノリ方と同じノリ方をしてみよう。ベーシストのノリこそがその曲を楽しむ秘訣だ。

 

その男、井口理

King Gnuの奇行種。

さて、みんな大好き井口理サン。いやね、心底驚いたんですけど。シャングリラの時よりも、全方位的にレベルが上がってました。

特に高音の伸びと声量。

やっぱりライブ演りまくりだし、ツイートからは微塵も感じられない影の努力もしてるんだろうなと素直に関心してしまう。そんくらい明確に違った。

・Vinylのシャウトも完璧にあたってた

・これ出んのかよ?と思ってたSorrowsの高音

・めちゃくちゃ聴きたかった白日の音程上下

・破裂の「連れ出すから」の伸びとアレンジ

・アコースティックタイム(特にDon't Stop the Clocks)のハーフボイス

・Prayer Xの出だしのファルセットと地声の切り替えの巧さ。「一時の煌めく命ならば」のところ。しかも鍵盤弾きながら。

 

もうね、ぐうの音も出ねえよ!

って感じです。

 

前回ライブに比べてバラード曲が増えた分、甘い声もたくさん聴けたけど、スケールのでかいロックバラードを鳴らすようになったなってのがとても印象的。

 

MCはRadio Gnuの経験値あってか、かなりレベルが上がってましたね。ただ、「おっきいねこちゃーん!」連呼からの「ちっさいワンちゃん」は相変わらず最初意味不明でした。(会場がBIG CATだからか?)

  

一言文句言わせてくれ

撮影タイムについて一言。

個人的にはあれはナシやなと。

わかる、メンバーもスタッフも苦肉の策だと思う。来れなかった人への配慮とか、一曲だけあえて許すことで、他を禁止するって意図はよくわかる。そしてみんなが撮りたい気持ちもよーくわかる。

ただ、ただね。

 

俺の一番好きなTokyo Rendez-Vousに何してくれとんじゃい!!!

 

前の方の画面でメンバーは見えないし、客はスマホばっかり見てるし、歌わないし、リズムに乗らないし気がそれてるし。

俺は撮影しに来とるんじゃ無い、音楽を聴きに来とんじゃい。しかも会場スタッフが曲終了後に注意しにきて集中切れるしで、なんかもやもやが残る一幕でしたとさ。

次回は無しにして、その代わりライブDVD発売してください。それでウィンウィンです。

どうかお願いします!(血涙

 

いかがだったろうか

今回のフェイバリットは19. The holeと20. サマーレイン・ダイバーでした。

The holeは大げさじゃなく、アート作品を作りあげていくような四人の音作りだった。間違い無くアルバムの白眉。

 

サマーレイン・ダイバーは前回もラスト曲だったが、もっと好きになった。まぁ色々あるけどみんなでDance Anywayできりゃそれでいいなって思える。やはり二人のハモりがガッツリ聴けるのはでかい。二人の全然合わなさそうな声質が、なぜか溶け合ってるのを聴くのが好きなので、次回アルバムは一曲収録してほしい。

 

コイツらが頑張ってる限りロックは死なないと思えた、LoveとLifeに包まれた濃厚な時間をありがとう。 

 

 

ツアー行った人、おつかれ。

その内会えたら乾杯でもしましょう。

それではアデュー^o^