僕はレベル40

心が動いたことをかいていく

uchuu;解散ってマジかよ

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〇〇、解散!理由は? 確執が原因?みたいな記事が死ぬほど嫌いです。

△△、離婚&浮気相手は?子供の親権は??とかそういう記事提供してるサイト、滅びろ。

 

どーもJ太郎です。悪いけど解散理由とか一切知らないんで、そこんとこよろしゅう。

 

何書こうかなーって思ってホームページでdiscography見よーと思ったら、「uchuu;の活動に関するご報告」って出てきて、は?解散?って手が止まった。

uchuu;の活動に関するご報告 | uchuu; official web site

 

マジかよ!

知ったのここ一年くらいの新参だったので、定評のあるライブも行けずじまい。

このまま自分の思いを風化させるのも嫌なので、書いていく。初めてこのバンドを知る人もまぁ良いバンドなので聴いてくれよな。もう新曲出る事ないけど。

 

uchuu;について

いやね、実は「そろそろ世間はuchuu;を知っていい」って記事を書いてたんですよ、丁度。

このバンド、Vo/GuのKをフロントマンとし、メンバー脱退を経て4名で活動していた。スペシャのHPから引く。

幅広いダイナミクスと高揚感を、様々な機材とテクノロジーを駆使し、情景が描かれるようなバンドサウンドと詩世界で、独自の音楽を表現。
2017年新体制となり、洗練されたその音楽性は、テーマとして掲げる”Crossover Music Creators”の通り、様々な音楽をクロスオーヴァーし、新たなサウンドを創造する。

参照:uchuu;(ウチュウ) | SPACE SHOWER MUSIC

インタビューによると、バンド名の由来は

u=you

chu=kiss

u=you

つまり、you kiss youと言う事で自分を大切にする、といった意味が込められてるとのこと。

最近で言うとアニメのOPにもなってるので、聴いた事ある人もいるかもしれん。

www.youtube.com

 

うーん、かっけ。イントロが好きです。でも2分30秒のブレイク後の展開はもーっと好きです。(松本引越的)あと、「君の中の君に挑め」というダサいけどかっこいいフレーズが遊戯王の世界観にもあっててまたよきかな。

 

僕なりのこのバンドの解釈としては、BOOM BOOM SATELLITES(以下BTS)をベースにしたスーパーカメレオンバンド。

この一年かなり聴き込んだが、根っこにBTSが流れつつ、曲によってサカナ、マンウィズ、ドロス、ドーパン、セカオワとか、ほんと色々な「ぽさ」を感じる。

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ドドド、ドラゲナイさん!?

 

最新アルバムではファンク曲(6. Regain)すら収録されている。振れ幅の鬼。バンド界の怪人二十面相。

2069 by uchuu; on Spotify

かと思えば、BTSへの愛とリスペクトが溢れた9.Keep on living in my music,なんかもある。懐の広さとそれを表現できるメンバーの技量とセンスに脱帽するしかない。(この曲を聴いた後オリジナルも聴いてみてほしい。)

www.youtube.com

 

こちらPVが素敵なキラーチューン、FLY 

www.youtube.com

 

おそらくこのバンドの楽曲で一番ポップなメロディ。少しドロス入ってる。

8Kカメラで撮影されたらしい、毛穴まで見えちゃいそうな美麗映像は必見。

 

解散かよ・・・

これらの曲が収録されてる2018年リリースの2069というアルバムにはこんな意味があるそう↓

1969年はロック元年と言われていて、好きなアーティストがその当時に結成しているんです。その過去へのリスペクトをしっかり持ちながら、そのロック元年から100年後の2069年の今ちょうど中間地点に僕らはいるので、過去からどういうものを受け取って自分たちがどういうものを未来に残せるのかをテーマにしたいなと。そこから『2069』というタイトルにしました。 

参照:uchuu; 2ndフルアルバム『2069』インタビュー | 名古屋発、バンドとライブ好きへ届けるウェブマガジン|TRACKs

 

www.youtube.com

 

過去と未来を繋ぐコンセプトアルバムということなんだけど、四つ打ちあり、人力あり、音数の多い曲、少ない曲と聴いてて飽きない良盤だった。

特にこのリード曲は歌詞もコードも ツボに入って一番聴いてた。

2069 誰も知ることのない世界を 今生きる僕らが 何を生み出すか

なのに・・・ 

せめて中間年の2019年まで活動しててくれよ!

 

音楽的な方向性の違いなのか、不仲があったのか、売れなかったからなのか、理由はわからなかったが、相当な出来事があったのは間違いない。

ただ、正直このバンドを追えば追うほど、リリース楽曲がジャンルレスになることの罠を感じざるを得ない。総花的になるリスクってあるのね。

 

解散ライブしてほしかったわー、行きそびれて悔しいバンドだった。

音楽界という魔境の中で星になってしまったが、今後のメンバー(特にK氏)の活動は追ってみようと思う。

 

それではこの辺でアデュー。

 

2069

2069

 

 

 

 

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