たぶん今のテレビ番組で最も音楽に特化した教養溢れる番組。かつ最も面白い。
僕も大好きな番組で毎週録画してるけど、まだまだ知らないアーティストおるなぁというのが感想。新しい音楽を知るめちゃめちゃ良い機会やと思う。MC・ひな壇の芸能人・解説のプロミュージシャンという3者の立ち位置が絶妙で、オーディエンス目線で知りたい事がきっちり抑えられているという点で、ほんとよくできてる。
直近の関ジャムで放送された特集が面白すぎたので、記録込みで自分の備忘用込みで動画置いておこうと思う。
気になる人はもう少しTVerで見られるので絶対チェック!
今週は前半部分だけなので、更新されたら全部追記する予定。
川谷絵音チョイスのベスト10
10位 aiko/ハニーメモリー
ラジオで聴いててすげー好きだった。よく聴いたらサビのメロディーくっそムズイのな。後、aikoはいつまでも可愛いね。イミフ!
9位 NEE/不革命前夜
僕も過去に紹介してました(ドヤァァァ
8位 MAMAMOO/Dingga
ノーチェックだった。K-POP勢でいえばBLACK PINK大好きなので時間あったらチェックしたい。
7位 どんぐりず/マインド魂
一言コメント
存在は2019年くらいからは知ってたが、こんなにアップデートされたヒップホップユニットになってるとは思わなかった。この曲↓聴いて素人くささが半端ねー奴がいると思って超笑ってたのになぁ・・・成長速度が異常。
6位 YOASOBI/群青
一言コメント
えのんも言ってたけど、合唱部分の多幸感が異常。モロにサカナクション手法を用いて聴き手を上げてくる反則技。流石Ayase・・・わかってる。
5位 SuiseiNoboAz/3020
一言コメント
ノーチェック枠。熱い。思いが熱い。最近ハマってるポエトリーリーディングぽいテイストだったので引き続きチェックする。
4位 さとうもか/melt bitter
一言コメント
ノーチェック枠。部屋で流したらなんか3割増しでオシャレな部屋に見えてくるから不思議。この不思議に魅力ある声と可愛いでもストップ感の聴いたサウンドが癖になる。
プレイリスト漁ってたらLukewarmもめっちゃ良い曲だった。
3位 yama/春を告げる
一言コメント
所謂「夜好性」と言われるアーティストのすぐ後ろを爆走中のyama。もっとジャズよりで柔らかいyamaの声。個人的にはVaundyと並んで2020年聴いた中で最も良い声。
過去に書いてるので、こちらもぜひ。
2位 ずっと真夜中でいいのに/暗く黒く
一言コメント
ずとまよの曲の中で圧倒的に一番好き。ACAねちゃんの声、ハイキー曲が続くと結構しんどくなる事があるんだけど、この曲はずっと聴いてられる。サビ後の展開部分が聴きたくてなんならそこだけリピートしときたい。
1位 藤井風/罪の香り
一言コメント
昭和歌謡全開イントロとサビの「おっと 罪の香り 抜き足差し足忍び足」で5億点出てるこの一曲。こちらで詳しく書いたのでぜひ。
いしわたり淳治チョイスのベスト10
10位 秋山黄色/サーチライト
僕が高校生だったらバンプ並みにハマってると思う。そんくらい疾走感と真っ直ぐ真摯な思いに溢れた曲。
9位 ひらめ/ポケットからきゅんです!
一言コメント
年末にカウントダウンTV見ながら、「きゅんです・・・かぁ」とボソッと呟いたら母から「え!?純烈!!??」と聞き返されました。
8位 GOOD ON THE REEL/ 背中合わせ
こちらもノーチェック枠。
いしわたりさんの言うようにサビの歌詞が最高。
背中合わせ 合わせられる距離なら 向かい合えるはずだった
この誰でも思い付きそうで、簡単な言葉なのに誰しもがその情景を重ねられる歌詞って中々ないんだわ。ドラ泣きよりもこの一行で泣けるよ、あっしは。
7位 50TA/ラブアース
2020は実況者として活躍してたえいこーちゃんの曲が出てたのを知らなかった。
いしわたりさんの言う「感想を歌詞にする」とかいう暴挙エポックメイキングな発明をした一曲。
6位 ちゃんみな/ボイスメモNo.5
一言コメント
今のティーンがちゃんみなの曲を聴いて育つと音楽観はどんどんアップデートされると思う。そんくらい最先端。ちなみにこの前SKY-HIを迎えてリリースした楽曲もとても良い。
5位 NiziU/Make you happy
一言コメント
説明不要。NiziUではRIMAのラップ推しです。ジブさんの娘は伊達じゃねぇ。
4位 りりあ。/浮気されたけどまだ好きって曲。
一言コメント
最近はTikTokからのムーブメントが多すぎて、チェックしきれなくなってきた。
匂わせのストーリーが更新携帯片手に放心
っていうラインは妙にリアルだし、2020年代の今を切り取ってるなって思うんですよね。タイトルの付け方は状況そのまんまを描写したなろう小説みたいなタイトルなんだけど、テーマは普遍的な心だからわかりやすくて共感を産むという絶妙なバランス。
3位 MIZ /パレード
一言コメント
八丈島発のヒーリングミュージック。すぅーっと染み渡るような楽曲。歌詞も現地の言葉を使ってるからか外国語のような日本語不思議な響き。MONO NO AWAREもチェックしたいと思ってたので丁度良し。
2位 藤井風/何なんw
一言コメント
3位の『パレード』もそうだけど方言で歌われる曲の良さが光った1年だったのかも。
関西弁以外の方言曲ってレアなイメージだったけど、2020年以降という事で方言や住んでる土地が強みになっていく時代が来るのかも!楽しみね。
1位 YOASOBI/ハルジオン
一言コメント
2020年最も話題になったアーティスト、YOASOBI。いしわたりさんも言ってた「ズルイ」はほんとそうだと思う。個人的にはMVも重要な要素だと思うんだよな。
小説⇒曲⇒MVのループは表現の枠を一つ押し広げた発明だと思う。
蔦谷好位置のベスト10
10位 どんぐりず/nadja
まさかのどんぐりずかぶり。来年度バズるアーティストのランキングにも入ってたので、ガッツリ飛躍するダークホースかも!?
9位 Ryohu/The Moment
一言コメント
最近ハマってるJimi Henshawっぽいゴスペル曲のサンプリングで作ったトラックに呂布の熱いパンチラインが乗ってできた素晴らしい一曲。
好きなラインが多すぎる⇒
探しても見つからないなら目に写るもの全てがその答えになりゃいい
ほらLights up 時には行き止まり 引き返すより壁は壊せばいい
守れ最高なルール破れ最低なルール
自分じゃ無理それじゃ無理さ出れないループ
ありのままでいい何もかもがいい何がいいかも分からず進めばいい
8位 Omoinotake/One Day
今回紹介された中でもトップクラスに好き。これも一記事書きたい程だ。サビの
だから僕は 灯火が消えないように 今歌うから
Never let you down delightしたい 未来 想い続けるよ
の歌のハメ方が好きすぎる。2021年もっと伸びると思うバンド。
7位 never young beach/やさしいままで
ネバヤン好き。誰か共感して欲しいんだけど、レミオロメンの名盤『昭和』を思い起こさせる。コバタケに魔改造されず、こうなって欲しかったレミオロメンの未来。
6位 Lucky Kilimanjaro/とろける
ラッキリも前にちょっと書いた。評価はどんどん上がっていきつつも爆発に売れるか売れないかのびみょ~なラインをいっているバンド。もっともっと評価されるべき。
5位 藤井風/優しさ
何度となく取り上げた風さん。既に好きすぎて正常に評価できる気がしない。
蔦谷さんがキーボード弾きながら解説する顔がこのまま弾き続けたら射精するんじゃないかってくらい気持ちよさそう過ぎて笑けた。
4位 TENDRE/HOPE
TENDREほんと好き。一生聴いてられる。大橋トリオが元もと好きなので、このスタイリッシュでメロウな、それでいて自然な感じはそうそう出せるもんではない。こちらも良いインタビューなんでぜひ。
TENDREインタビュー 自然体で人を惹きつける、河原太朗の魅力 - インタビュー : CINRA.NET
3位 (sic)boy,KM/ Heaven's Drive feat.vividboooy
最近やたらSpotifyのプレイリストに登場するようになった(sic)boy。ハイドの影響を強く受けてるってそれ俺やんけ!と親近感持ってしまった。宇多丸師匠が言うところの「ごちゃ混ぜの遺伝子併せ持つ異形のキメラ」という表現がぴったりくる彼の音楽性。
こちらのインタビューもおもしろいのでぜひ。
退屈を切り裂く音楽を。(sic)boyが生み出すオルタナティヴロックとラップの融合 | BIG UP!zine
2位 Tempalay/ 大東京万博
もっときてほしいなぁ。でもらっせーらっせー言ってる曲が一般受けする訳ないしなぁ。彼らの曲でもトップクラスに妖しくて美しい曲。土着信仰的な祭りや儀式と現代音楽の融合、とかって書いてる僕もそれどんな音楽やねんと突っ込んじゃいそう。テンパレイにしか鳴らしえない音。
1位 ROTH BART BARON/極彩 | I G L (S)
完全にノーチェックだった。
この曲に関してはとにかく蔦谷さんの解説が熱かったので、未視聴の人はお早めにぜひ!
僕も「君の物語を絶やすな」というあまりにもシンプルで強いメッセージに感動してしまったので、今後聴きこんでいこうと思う。
いかがだったろうか
今回見てて元々知ってる曲だけど好きになった曲が結構あった。人に改めて推されると好きになっちゃう事あるよね。僕もそんな文章書いていきたい。
それではアデュー。