僕はレベル40

心が動いたことをかいていく

"THE FIRST"最後の祭り!"THE FIRST FINAL"を見逃すなかれ

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今までの人生で所謂ボーイズグループにハマった事はなかった。そりゃね、SMAPの『世界に一つだけの花』はそらで全部歌えますし、1Dの『What Makes You Beautiful』はDJでかけまくってたし、SixTONESのマスカラはヘビリピしてますよ?

まぁでも広く浅瀬ちゃぷちゃぷ型リスナーなので、本命アーティストは別にいつつ好きな曲流行った曲あれば聴きまっせぐらいなのが自分な訳ですよ。

そんな僕だったが結論から言うと、どうかと思うくらい沼にズブズブである。既にBESTYである。
ロック、ソウル、ヒップホップの畑を渡り歩いた僕だが、ちょっとそんな事言ってられないくらい、最近のボーイズグループが相当ヤバイ。そんなかでもBE:FIRSTは特に好き。


そんなわけで、今回はメンバーの魅力を語るよりかはその外堀のプロジェクトの意義とか背景について知ってもらいつつ、配信を目前に控えた”THE FIRST FINAL”のプレゼンをしていく。直接会場に行けた人羨ましすぎる

オーディション番組To the Firstを観た経緯

多分、日テレの「スッキリ」で彼らを知ったという人が大多数だと思うんだけど、僕は「日高光啓」という男、いや「漢の中の漢、SKY-HI」経由でBE:FIRSTを知った。
彼のSKY-HIとしての作品は一通りチェックしてて、この前ちゃんみなと共演した曲は気に入っちゃってもこんな記事を書いたし、元々オーバーグラウンドとアンダーグラウンドを行き来し、自分の信念に従う彼の生き様を尊敬してた。


ラッパーとしての彼のラインで一番好きなのは、

俺はアイドル生まれHIPHOP育ち敵の数の分増えた友達
Ken The 390/Shock feat. SKY-HI, KREVA, Mummy-D

当然ZEBRRAのライン*1を引用してる訳だが、ここに彼の苦悩と葛藤と誇りが詰まっている。
アイドルシーンからは「そういうの求めてない」と拒絶されHIP HOPシーンからは「アイドルラッパー」というレッテルを張られてもその実力で全てをねじ伏せ、仲間を増やしてきたSKY-Hi。
そんな彼がBMSG=Be MySelf Groupという「自分らしくあるべき姿でいる」という会社を立ち上げたのも納得できるよね。

で、ふとYOUTUBEでチェックしたら完全に沼った、というのが経緯だ。
       

K-POPの世界的展開

このプロジェクトの背景として、現代K-POPシーンにも少しだけ触れたい。中心は勿論BTSの凄まじい活躍だ。いや、バンタンマジ半端ねーっすと心から言いたい。
“Dynamite”の軽やさと爆発的な盛り上がりが同居する曲展開の妙、キャッチーさとファンクネスを同居させた”Butter”、コロナ禍における若者を代弁するかのようなポジティブヴァイブス、”Permission to Dance”と、楽曲の良さそして国連でのスピーチ等音楽業界を飛び越えた一大ムーブメントとしての役割・・・彼らは間違い無く2021年の主役だった。

www.youtube.com


内需ではなく、外に向けた戦略で世界を振り向かせたK-POP。

・・・そして、日本の芸能界で潰され、逸材達が海外に流出するの間近で見てきたSKY-HIの問題意識と、自腹でプロジェクトを立ち上げ行動に移すその漢気にそりゃあ震えますよ。

その背景の中、満を持して企画されたのが”THE FIRST”という訳だ。

“THE FIRST”


もう観た?
まずもって、エンタメとしてめちゃめちゃ面白い。これ、無料(タダ)で良いんすかね?


一言で言うなら、才能に溢れる(Gifted)男子達の青春群像劇であり、彼らの人生の煌めきと成長の瞬間をぎゅっと映像化したような番組。
才能と才能が交わり向上していくパフォーマンス、逆にぶつかりあった末のチーム機能不全含めてめっちゃリアルで楽しませてもらった。その青春の光が僕にはもう相当に眩しすぎて浄化しかけましたよ(シュワァァァ

と、同時にSKY-HI a.k.a 社長の苦悩と苦渋の決断の物語でもあった。落選者を丁寧に、そして真摯にフォローしコミュニケーションを図る彼の姿に泣いたよね。
「クオリティファースト」、「クリエイティヴファースト」、「アーティシズムファースト」という彼の信念を体現してて、そういう意味で数あるオーディション番組の中でも最も誠実なオーディションだったようにも思う。

その厳しいオーディションを勝ち抜いて結成されたのがBE:FIRSTであり、その番組の集大成。いわば着地点であり最初で最後のお祭りに当てはまるのがタイトルにもある” THE FIRST FINAL”なんですわ。

news.yahoo.co.jp



BE:FIRSTの何が凄いか

最重要事項=音楽の質。世界で戦う上でクオリティが重要ってのは言うまでもない。つまり曲の良さ、歌とダンスパフォーマンスが両立してなきゃね。

この点、BE:FIRSTは一つ抜けてる。まずデビュー曲のチョイスには痺れた。そう、Gifted. ビートにしろ構造にしろ、所謂J-POPというフォームからの脱却を図った正に世界標準な一曲。サビ!歌メロ!!ではなくむしろ「荘厳」・「気高さ」といったわかりやすさと対極に位置するスタンスにプロデュース側の強い意志を感じた。狙い通り?かコメントも日、英以外にも様々な言語が並び世界でファンを量産している模様。

www.youtube.com

こちらで楽曲P本人が深く語ってるのでぜひ観てほしい。

www.youtube.com

 

敷居たけぇよ・・・良さわかんねぇよ!という人もご安心を。キャッチーでわかりやすい曲も搭載済み。オーディションから観ているだけに、実家のような安心感がある。

www.youtube.com

 

このクオリティを出しているのが、THE FIRSTという合宿で成長したメンバー達の歌とダンスによるものなのは誰も否定しないと思う。

その最初の一歩がGifted.の米ビルボード“Hot Trending Songs”で世界1位になるという衝撃であったし、もっと日本で取り上げられても良いニュースだ。いや、ホントに凄いからコレ。

www.thefirsttimes.jp

あらためて、「世界クラス」を目指して結成されたBE:FIRSTの活動に目が、そして耳が離せない。

 

いかがだったろうか?

BE:FIRSTの魅力を語る上でメンバーについては触れなければならないんだけどそれぞれの詳細に触れると2万字いく可能性があるし、たくさんの人が語ってるので今回は割愛する。しっかし、オーディションを番組にするの禁止した方が良い。思い入れが反則的に強くなりすぎる。

オーディションで次々に明らかになるダンスや歌、各自のカリスマと個性がぶつかり合う7人の化学反応が見られるプロジェクトTHE FIRST最後の祭り、"THE FIRST FINAL"はHuluで配信されるのでズブズブのBESTYはもちろん、興味が湧いた人は月末まで見逃しできるのでぜひ。僕は配信組なので楽しみにしてた。

 

https://www.hulu.jp/store/the-first-final

 

それではこの辺でアディオス。

 

 

*1:「俺は東京生まれ HIPHOP育ち」20年の時を経てなお日本最強のパンチラインの一つ

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