ついに来た。っしゃあぁ!!
散々語り明かしたアリーナツアーが終わって寂しくなるタイミングでニュース投下。しかも2つ!!チーム風は隙を生じぬ二段構えよ。
おまつりの後夜祭みたいで楽しいね。いつもながら藤井風をマネジメントする皆々様には驚いてばかりいるので今日はこの辺り色々書いていきたいと思う。
チーム風
楽しかったLOVE ALL ARENA TOURも終わってしまった。
が、しかし寂しい…と思わせる間もなく大きなニュースを投下。ファンの心にぽっかり空いた隙間に新しいおクスリを投与してくれる運営、チーム風マジでkami。
これはいつぞやの"Free"ライブでもそうだった。あの時はライブで『燃えよ』初お披露目直後に原曲配信!狙いすましたスピード感で界隈を相当揺らしたが今回も攻めの姿勢は崩さず。戦力の逐次投入なんて下策、攻める時は一気に攻める。そういう姿勢のチーム風が大好きです。
そして、後述する「世界を見据えた姿勢」で藤井風をマネジメントしていくという覚悟と実行した手腕に感動した。
LOVE ALL COVER ALL配信リリース
まずは1つ目のニュース。2022年3月にリリースされたLOVE ALL SERVE ALL(以下LASA)の初回限定盤に収録されていた、おまけと呼ぶには豪華&素敵過ぎる付録盤がこのLOVE ALL COVER ALL(以下LACA)だ。
収録楽曲:
01. Sunny / Bobby Hebb
02. No Tears Left To Cry / Ariana Grande
03. Hot Stuff / Donna Summer
04. Sorry / Justin Bieber
05. Good As Hell / Lizzo
06. Just the Two of Us / Bill Withers
07. Weak / SWV
08. Overprotected / Britney Spears
09. Teenage Dream / Katy Perry
10. Eh, Eh / Lady Gaga
11. Circles / Post Malone
やっと!2022年3月発売だったわしの2nd album ”LOVE ALL SERVE ALL” の初回盤についてたボーナスCD、その名も”LOVE ALL COVER ALL” が配信されました!レコーディングは2020-2021ぐらいにはもう終わってて、今聞くと若い感じがしてちょっと恥ずかしいけど、個人的な思い出がいっぱい詰まったピアノカバーアルバムになってるから気が向いたらチェックしてみて🎧
このアルバムは端的に藤井風によるピアノ弾き語り洋楽カバー曲集なんだが、単なるカバー集ではなく本人の家族、友、そして個人的な思い出がたっぷり詰まった楽曲集であるということがポイントね。気持ちのノリってほんと変わるから。
2020-2021には既に収録しているとのことなので、正に歌手として翼が生えている最中に収録されていた模様。もう同じ頃には戻れない藤井風のデビュー間もない時期を捉えた数少ない貴重な楽曲達ってことね。そう言われるとそんな気もしてくる不思議。
個人的に一番気になったというか好きなのは
This tiny cover album is like a memory book with my family, my friends, and myself…
you can give it a try if you feel like it 🎧
の細かい言葉遣い。"tiny"の語感は日本語には表現されてないけど「ちっぽけな」とか「可愛い」的な意味があってね。彼の原作への尊敬、そして謙虚な姿勢がここには表れていてとても「らしい」なと感じた。前作のボーナスCDについていた『HELP EVER HURT COVER』も"HURT COVER"という「傷だらけのカバー」みたいな言い回しをしていたし。
こちらアルバムレビューやポッドキャストでのリクエストもいただいているのでそちらはもうしばらく待たれよ。(今書いてる)
LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE at Panasonic Stadium Suita
🏟LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE at Panasonic Stadium Suita🏟
— Fujii Kaze Staff (@fujiikazestaff) February 17, 2023
3月10日(金)よりNetflixにて世界配信することが決定いたしました!
ライブで披露した全17曲収録です🔥https://t.co/aAQ5s7kzJV pic.twitter.com/DgrOd5Ik5o
3月10日(金)にあの伝説のライブがNetflixで配信されることが判明した。
所謂「秋まつり」、「パナスタ」。IQ20の言い方をすればサイキョーノライブ(ラブ)。
もうレビューは出涸らしになるほど書いたので詳細はこちらご覧あれ。
今までのように円盤化ではなく、Netflixという世界最大手の映像配信サービスとタッグを組んで放つこの一手の持つ意味はとてつもなく大きい。
結論から言えば、「届けるターゲットは世界全体である」、そして『実は試されているのはチーム風』ということよ。
以前Spotifyの月間リスナー数の話をしたが、そのトップオブトップにはTAYLOR SWIFTが鎮座している。彼女もNetflixにて『レピュテーション・スタジアム・ツアー』の映像を配信し、その後大傑作ドキュメンタリー『ミス・アメリカーナ』を配信し、世界での地位を確固たるものにした足跡がある。
チーム風がどういう意志を持ってNetflixをチョイスしたかは不明だが、もう「世界に届け」というレベルでは無い。とっくにその次元は超えて、「世界の藤井風」にするよという明確な意味を持つ。
もうね、どんなアートワークで。どんな切り口で。勿論どんなライブ映像としてリリースするのか楽しみでしゃーないんですよこっちは!
表現方法は無限です。ドキュメンタリーを切り口にするのか、ライブ自体に焦点を当てた映像にするのか。あの秋まつりという最高の素材をどう料理するか、シェフの腕こそが試されるという点で今までと状況が異なっている。多分、風さんにできることはもうない、というかあのライブを完成した時点で仕事は終わっている。後は託すのみ。
つまり、試されているのはマネージングサイド a.k.aチーム風ということです。いやほんとに今までで一番試されとる可能性すらある。
余談だけど、僕が絶対に欲しいのはサブコンテンツでも構わないので『がんばれずっず日記』としてマネージャー河津知典という男にスポットを当てて欲しいと思っている。渋い吹田市との折衝パートとか入れてもいいのよ。
いかがだったろうか
まぁ色々語ったけど自分的には好きなアーティストのブツはきちんと「物」として手元に残しておきたいタイプだし、ブックレットやボーナス盤等で付加価値をつけて貰えるのも嬉しいので、フィジカルリリースもしてくれんかな~。ずっずさん、ここは一つよろしゅうお願いいたします。
それではまだまだ楽しみが続く風界隈。楽しんで色々味わっていきたいね。
それでは、お元気で。