あのさぁ、安室ちゃんとあゆのテレビとかネットの記事見て思うんだけど、二人の比較してるメディアって感覚ズレてるしでわかってないしでイライラするわ。ほんとファッキンわかってない。
同じこと思ってるアラサー多いと思うんだけどどーかね?
まず二人とも全盛期(最もCDが売れてた時期)はライバル関係でも無かったし、それぞれ売れた時期もちげーんだわ。
そもそも浜崎あゆみのライバルは当時、、、
鈴木亜美だったんだよ!!!
小室プロデュースだしな。ちなみに同じ学年にアミーゴ似のナギちゃんがいたため、ウチの中学男子においては圧倒的に鈴木亜美派が多かったです。
さてと本題
まず、安室ちゃんがドッカーンと売れたのは1995年。世は正に大「小室」時代。
俺の財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ、、、この世のすべてをそこに置いてきたってくらいに売れて売れてしょうがなかった90年台後半のコムロジャーさん。
その最盛期を最前線で引っ張っていったのが安室ちゃんだ。
Body Feel Exit、Chace the Chance, Don’t Wanna Cryというパワフルでかっけー名曲の連打で当時音楽聞きはじめの僕はそれはそれは痺れたもんだ。
Namie Amuro-Body Feels EXIT (TK PAN-PACIFIC TOUR '97 1997.05.27)
Namie Amuro - Chase the Chance
安室奈美恵 - Don't wanna cry (TK PAN PACIFIC TOUR '97 1997.05.27)
しかし祇園精舎の鐘の声、諸行無常にも程があるってくらいに97年のCAN YOU CELLEBLATEの爆発的ヒット以降は泣かず飛ばず時代に入る。
なぜか。本人の出産による活動休止でメディア露出が減ったこと、母親が殺害されるというスキャンダラスなイメージがついたこと。
そして…
次なるDIVAが出てきたことだ。
そう、つまり新しい時代のアイコン、言葉の意味通り憧れの対象であるトップアイドル浜崎あゆみが出てきたって訳だ。
アムロからあゆへ
特にBoys&GirlsからEvolutionくらいまでの間は音楽番組にはチャート含め必ず出てたし、女子の爪がキラキラでヤンキーの車はAyu仕様になり大変な社会現象でしたよ。尻尾は流行らなかったけどな。
そんな訳でスーファミからプレステに以降して行くかのごとく、次世代機に移行して行った。残酷なほど、自然にだ。
個人的には最初期の曲が好き。
安室は2度売れる
2000年以降、小室プロデュースをCDセールスに伸び悩んだ安室ちゃんだったが、00年代後半にはV字回復を果たす。m-floとのコラボ曲とか今だに聴いちゃう。
で、セールス上もメディア上もグッと調子を上げたのが、安室ちゃん4枚目のベストであるBEST FICTIONの発売だった。曲もアートワーク等のビジュアル面もクオリティを上げ、時代を先どるアルバム・ライブDVDになった。アルバムは約10年ぶりに、チャート首位に返り咲きを果たしている。
- アーティスト: 安室奈美恵
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2008/07/30
- メディア: CD
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namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009 [Blu-ray]
- アーティスト: 安室奈美恵
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2009/09/09
- メディア: Blu-ray
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ちなみにこのBEST FICTION ツアーでの安室ちゃんは衝撃的に可愛い。特に5曲目のNEW LOOKの可愛さは止まる所を知らない。必見だよ。
現在の話
そして2017年にガッと時間を進めてみる。
安室ちゃんは40歳になりあゆは39歳である。時間の進むスピードのあまりの早さに頭がクラクラするぜ。
もうちゃんづけや呼び捨てに抵抗出てくるね。安室さんとあゆさんと言い直させてください。
片方は引退が惜しまれ、片方は引き際がわかってないだのセレブ感演出に必死すぎだの言われて叩かれる。
90年代にてっぺんとった二人の歌姫っていうくくりで二人が比較される対象になってるってのは、もちろんわかってる。だけど、二人のJ-POP史においての流れとか文脈全て無視して安易なライバル関係に持ち込んでバッシングのネタにするのは恥ずかしいですよ?っていう話がしたかったのです。
ちょっとスッキリした。
アデュー。