前回Netflixについて記事を書いたが、Netflixが最も推しているデアデビルの魅力について語っていきたい。
なお、記事後半は積極的にネタバレしていくつもりなのでご注意を。
デアデビルとは
オンデマンドサービスの黒船Netflixの広告塔でもあるドラマ、「デアデビル」
2008年のアイアンマン以降、MCU (Marvel Cinematic Universe)ラッパーじゃないよ
の作品が大ヒットを飛ばしている。
いや~マージで面白い。少年時代にマブカプという格闘ゲームを嗜んでいたため、マーベルはスパイダーマンらマーベルヒーローには大ファンでは無いにしろ、好きなジャンルではあった。
そして大人になり、自分の中2心に再び火をつけこの世界観にドハマり中。
有名なのがアイアンマン、キャプテンアメリカ、ハルク、マイティソーといったヒーロー達。
で、それらをクロスオーバー(融合)させたのがかの有名な「アベンジャーズ」だ。
この世界線と同じタイムラインで活躍というか暗躍するのが、ヒーロー「デアデビル」
アイアンマンやキャップが異星人や地球外生命体とドンパチやってるのとは対照的に、裏で社会の悪事に立ち向かうよりリアルなヒーローだ。
※こっから先は大なり小なりネタバレを含みます
昼は盲目の弁護士、夜は覆面ダークヒーロー
ボクサーの父を持ち、幼いころに目が見えなくなってしまったマット・マードック。
超能力や兵器で街をぶっ壊しまくるアベンジャーズと違い、ビームを打ったり雷を落としたりはできない。よくこんな中2心溢れるキャラ達が世界中で大ヒットしているな
唯一の特殊能力は「コンセントレーション・オブ・センス」と呼ばれる「視覚以外の能力が非常に鋭い」という一見地味な能力。
でもこの能力、朝食べたものが何なのか、相手が銃を持っているか、
心音を聞いてウソを見破ることも可能、、、何その弁護士チートやん。
修行によって培った格闘能力や棒術も相まって「コイツ絶対視えてるやろ!」と突っ込まざるを得ない戦いぶりを見せてくれる。
とは言え、ハーバード?を最優秀成績で卒業するほどの弁護士である設定を活かした裁判戦もあり、ただの格闘戦だけではない熱い展開もあーる。
キーワードはダーティ・ハリー+るろ剣?
デアデビルおもしれーーー!と思いながらふと、昔見たある映画と漫画を思い出した。
「ダーティ・ハリー」と「るろうに剣心」だ。
あ、別に盲目→宇水さん→るろ剣って訳ではないよ。
「ダーティ・ハリー」は1970年代を代表する刑事アクション映画の金字塔、、、若い衆も名前くらい聞いたことあるよな?法律で裁けない悪党を刑事という立場のハリーが追い詰めて最後は射殺する。。。「デアデビル」シーズン2で登場するパニッシャーの方がスタンスとしては近いかもしれないが、法律の限界を感じているマットが、悪党を自らの手で裁くという点は一致している。しかし、マットは不殺(ころさず)を貫いている。弱気を助け悪を挫く、その過程で殺すか殺さないかの葛藤に悩むその姿は緋村剣心の生き方に重なる部分がある。
どっちもおもしろいのでぜひご覧になってみておくれい。るろ剣はぜひ漫画も!!
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敵役がとにかく魅力的!
このドラマの何が他と一線を画すのか…それはこのドラマのボスである「フィスク」というキャラクターの描き方だ。
画像を見て欲しい。
決して日本受けしなさそうな風体だがこのキャラが時に渋く、時に残虐に、時に恋愛ドラマの主人公に、色々な姿を見せてくれる。
大体のマフィアのボス役といえばただの乱暴なジャイアンみたいに描かれることが多い。何の理念も無く、金のために地球征服する、みたいなキャラってよくいますよね。
しかし今は2016年、そんなボス像なんてとっくの昔に風化している。
敵のボスであろうと人を愛し、悩み、葛藤し、策を練るのだ。
この辺りは主人公のマットより、かなり人間らしく描かれている。
いかがだっただろうか
このデアデビル、一話終わる毎に驚きの展開が用意されてる。のですごく続きが気になる系のドラマだ。最近刺激のあるドラマ見てないな~って方はぜひぜひチェックしてみてよね^o^