洋楽です。
待って、まだブラウザバックしないで!
まぁまぁ。
確かにすげー男前がいるわけじゃないし、知らないバンドに興味が無いのはわかるけどな、頼むぜオイ。
さて、今日は長らく音沙汰が無かった僕の大好きなバンドが5年ぶりに新曲を出したので嬉しくて一本記事を書きたい。
そしてできれば知名度が上がって、TROKトークさせてくれ。
その名、The Reign of Kindo
・レインオブカインドと読む。
・TROKと略す
・NY発
一言で表しちゃうなら、ピアノジャズとエモいロック、そして確かな演奏力を掛け合わせたようなバンドだ。
彼らと出会ったのはもう8年くらい前になろうか、タワレコでThe Reign of Kindo EPという素晴らしきミニアルバムを発見。
で、ヘッドフォンを耳に当てて、この曲が流れ出すと、
まさに矢木状態。
あー、お前ら待ってた。これですよこれ。
全楽器の演奏にスキが無い。特にピアノとドラム。
そしてボーカルがエモすぎる。このミッドハイのキーが何度でも聴ける気持ちよさの素。
そしてこのEPにはThe Flaming Lipsのカバー曲とかも入ってて、ロック好きがニヤリとするような配慮もしてある。
UKロックのソリッドでシンプルな音に飽きがきてた頃に、前菜・スープにメインディッシュでワインまで付いて来ちゃうようなフルコース聴かされたらそりゃ美味しいと思うわ。
決めた、コイツら追っかける。そう思って程なくして期待より15倍良いアルバムが完成する。
このアルバムは2000年代に出たアルバムの中でも屈指の名作だと思う。
RHYTHM CHORD MELODYて、ジャケからしてジャズアルバムっぽいよね。
全曲好きだが、特に好きなのはこの3曲。
音の洪水が押し寄せてくる。
そして、一番好きな曲がこちら。5:16からのハモりが気持ちよすぎる。
ちなみにアルバムは全部Sportifyで無料で聴けるから絶対チェックすべし。
マジかよ、インターネットマジかよ。
しかし、この後なんとなんとピアノのKellyが脱退してしまう。
えぇ、、、?
YMOから坂本さん抜けたら困るよね!?
globeから小室さん抜けたら困るよね!!?
ELTから!(もういい)
その後二枚のアルバムを出すも、バンドは無期限活動休止。
終わったか…と思いつつ一年に一回くらい情報をチェックしてたんだが、
諦めかけたこの1月、2018年にニューシングルReturn to Meがリリースされてた!
もっと広報してくれ頼む。
(こちらもスポティファイから聴ける)
ボーカルはめっさ上手くなっとるし、相変わらずエモい。
そして、ピアノが若干控えめになった代わりにギターが前に出てSantana的エッセンスが加わった感。初期とはかなりテイスト変わってるけど、これはこれで素晴らしいぞ!何しろ終わり方が良い!
いかがだったろうか
バンドの新しいカタチを模索して、次の在り方を探しているように思えるが、この路線も行けそうね。
めちゃ応援してるので息長く、良曲を産み続けて欲しい。
初めて知った人もぜひ夜に良いスピーカーで、紅茶と読書のお供にして聴いてみてくれ。人生が豊かになるよ。きっと。
それではアデュー。
- アーティスト: The Reign Of Kindo
- 出版社/メーカー: Bullion / Wave Master
- 発売日: 2013/07/31
- メディア: CD
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