ちゃんみな&SKY-HI
ちゃんみな
紹介する必要もないかもしれんが、少しだけ触れとく。
第9回高校生ラップ選手権に出場してその歌唱力とリズムキープ、ダミ声で会場全部持っていった「Rei©︎hi 対 ちゃんみな」のバトルはベストバウトの一つとしてファンの間で語り草になってる。高校生ラップ選手権から最も成り上がったアーティストと言って間違いない。男ならBADHOPのT-PablowとYZERR、女ならちゃんみな。
もう日本どころか世界の10代女子から人気のラッパーでシンガーでディーバな彼女。
YOUTUBEでもインスタでも日英の女子から大量のコメントが届く、言ってしまえば実力も人気も兼ね備えたアイコン的存在が彼女、ちゃんみなです。
SKY-HI
アイドル生まれHIPHOP育ち。AAAの一員としてアリーナを廻る裏でクラブに顔を出し、フリースタイルのスキルを磨きラッパーとして叩き上げられていった。そんなオーバーグラウンドとアンダーグラウンドを反復横飛びしながらソロのラッパーとして成功した奴はいない。アイドルでリアル。虚像なのに、本物。屈指の人気を誇る日高 光啓ことSKY-HI。
日本のラッパーとしてはかなり高い声と持ち前の高速ラップであらゆるリズムを刻んで歌うスキルフルに歌うSKY-HI。特にカタルシスはめちゃめちゃ聴いたので、思い出深いアルバム。
Holy Moly Holy Night
身もふたもない事を言っちゃえば古き良きアメリカ。まぁディズニーやな。
音楽的には1940年代のヴィンテージジャズを現代の音にアップデートしてそこにラップ乗ってる。めっちゃ好きなクリスティーナ・アギレラのアルバム、Back to Basicに入ってそうな音。
冒頭にも書いたけど、「こんな2020だったしクリスマスくらいアホ踊ろうなThank You」というだっちゃんからのメッセージが沁みる。そのコメントが象徴するようにただただ、楽しい踊れる曲。ベースに合わせて体を動かすだけでもう気分上がっちゃう。
で、何が楽しいってMVが楽しい。二人の七変化が最高で、80年代アイドルルックからセレブラッパー・シンガー風ゴージャス衣装からドレッシーでクソかっこいい本気の装いまで見てて飽きない。5分が1分くらいに感じる。
二人の声質が割と近めなので、ん?今どっち歌ってる?って事も結構あるけど、段々癖になってくる。二人のハモリと掛け合い、そしておふざけダンスと本気ダンス、最後の素で楽しんでるところも含めてこの二人の組み合わせがあったんか!?と驚きと必然でなんか納得してしまう。