僕はレベル40

心が動いたことをかいていく

King Gnu(キングヌー)の新曲 "Slumberland"でブチアガれ

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バズリズムの1位がKing Gnuだったようですな。
もう武道館単独も射程距離入ってんじゃね?ってくらい人気なヌーのみなさん。
人気になるのが嬉しいような、寂しいような感覚。親牛が子牛を(超獰猛)を見ているようなそんな感覚でござんす、ハイ。

さてさて、そんな彼らの新曲MV、”Slumberland”が公開された。


King Gnu - Slumberland


ほんっとにMVのコンセプトの振れ幅が広い。ワンカットで撮り切った井口劇場から、一転して常田on stage!!

 

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あのさ、ガチで今日本一男前なんじゃね?仮に僕の顔面戦闘力が5だったとしたら大希さんは53万はあるでしょうね、ええ。
フリーザ様と戦闘力たった5のおじさん、ファイッ!!

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そんな、男が憧れる男、常田大希がこの曲の主役です。


Slumberland

意味は「眠れる国」。
最初聴いた時は寝ぼけた国、日本への風刺ソングかなーと思ったんだが、いつもの作詞スタイルでいくとそういうことじゃなさそう。常に徹底して、「俺達」のことを歌い続けてきた彼ら。大言壮語を吐くんではなく、「国とか社会はしょうもねぇけど、俺らは突っ走るよ。君はどうする?」っていう徹底した聴き手個人へのメッセージに汲み取れる。これもFlash!!!同様下り坂を猛スピードで転げ落ちるんだという明確な意思が感じられる。 

“Wake up people in Tokyo Daydream. ”
Open your eyes, open eyes wide.
(目を覚ませ、目を凝らせ)
It could be the start of something new tonight.
(今夜、真っ新から始めよう)


で、今回の一番のパンチラインは断然

 

Rock‘n' roller sing only‘bout love and life.
(所詮ロックンローラーは愛と人生しか歌えないんだ)

 
愛を歌う井口、人生を歌う常田。
あー、かっこいい。こんな詩がサマになるのは他に清志郎くらいのもんだよ。
これだからKing Gnuはやめられないんだ。

 


韻について

今回新しいアプローチとして、韻を踏むことを意識して作詞されている。

(・歌詞→母音)

・コメンテーター、狂言めいた→ e (n) e i a
・ヘッタクレ、結託→ e a u

・すってたい、薄っぺらい→ u e a i

・センセーション、ステーション、セレブレーション、シュミレーション→ 語尾  の"tion"
・すっからかん 素っ裸→ (s) u a a a
・ディスる、私腹→ i u u
・ビロード、披露→ (h) i o o 
・我が身、強み、痛み、来た道、弱み、の波、営み、お詫び→ (o) a i


こんくらいか・・・特に最後の韻の連打はラップしとる?というくらいガッチガチに固めてきてる。この曲が耳障りよく聴こえるのは、この韻を意識した作詞法が大きく作用してるというわけだ。そしてその歌詞が、変わらずダミダミな常田ボイスと相まってカッコよさが溢れて止まらなくなっている。

今回のVo.常田のボーカルワークが特に素晴らしくって、ダミ声一辺倒にならないように、韻を踏んでても歌い方を変えてたり、抜いて歌ったりとかなり芸が細かい。センセーション、ステーション、セレブレーション、シュミレーションのとこ、注意深く聞いてみそ。そんな緻密なところ有りつつもC'mon!!とかノリで歌っちゃう辺り、両刀併せ持ってて素敵。転調とシャウトも最高にアガれる。きっとライブで聴いたら鼻血ブー太郎です。

 

曲・MVについて

何度も言うが、今回の主役は、Vo. 常田。今全国のスピーカーメーカーが最もコラボしたがっていると噂の男。早く特注コラボスピーカー作ってくれ!人生で初めてスピーカー買う覚悟はあるぞ!!

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前作とはガラリと雰囲気を変え、小芝居を挟みつつ、メンバーが登場する構成。
やっぱメンバーにオーラがあると本人主演のMVが映える映える。画質もクッソ良い気がする、これがメジャーのチカラなのか・・・?
別に何か特別な番組をパロってる訳じゃなく、TVというメディアに対して風刺を利かせたディレクションになっているような気がするが、Prayer Xみたいに特別なメッセージを込めたというよりは、Tokyo Rendez-Vousで表現したカオティックトーキョーに雰囲気近いと感じた。原色、モダン、カオス!

 
そしてKey. 井口・・・
なぜこれが、

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こうなるんや・・・

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どう見ても平常運転です(白目)


そしてBa. 新井の相変わらず落ち着いた立ち回り。全力疾走した後に飲むポカリみたいな爽やかさ。でも演奏はブリンブリン。Dr.勢喜とのリズム隊コンビは相変わらず、縦に首をふれる。本人達がガッツリ乗ってるから映像見ながらこっちまで縦ノリしちゃう。


ちなみにこのMVのマイフェイバリットポイントは1:28のせきゆうがシンバルをミュートするところです。
わかれ!!


いかがだったろうか?


相変わらず超がつくほど高いクオリティの曲、詩、MVで他を圧倒される。
そして満を持してのニューアルバム、"Sympa"を控えて、盛り上げてきたな、オイ!!!という感じ。

何年も後に、平成の最後にはすげーアルバムがあったと言われる名盤になること間違いなしのこの一枚。

「予約する」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜならオレやオレたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に予約しちまってもうすでに終わってるからだッ!だから使った事がねぇーッ

「予約した」なら使ってもいいッ!​

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Sympa(初回生産限定盤)(DVD付)(特典なし)

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