Doulは日本の音楽史に残る事件だ。
ビリー・アイリッシュとトーンズ・アンド・アイに匹敵する潜在能力と可能性を持った、彼女らと同世代の日本人アーティストがいる、といったら心躍らない?
2019年に世界を席巻した2曲といえば・・・そう、彼女らをスターダムに押し上げたbad guyとDANCE MONKEYだ。
再生回数的にも曲のクオリティ・中毒性のヤバさを考えると、絶対にこの2曲を除いては語れない。しかし、日本での騒がれなさといったらもう・・・bad guyですらグラミーを取るまでは感度の高い音楽ファンとティーン達が騒いでたくらいのもんだった。
そんな洋楽離れが叫ばれて長いこの国に、素晴らしい声とアイコニックなルックス・個性を兼ね備えたアーティストが日本でデビューした。
その名もDoul(ダウル)。
【メディアに関わる皆さま】
— Doul (@doul_xx) September 21, 2020
もし、Doulの音楽をお気に召してラジオ、テレビなどにご使用したいという素敵なセンスをお持ちの方はメッセージ下さい📩高音質の音源DATAお送りします👍
Doulの音楽を世界に広めて頂きたいです🙏
※こちらで設けている使用条件がございます(ごく当然の事のみです!) pic.twitter.com/nybA0mjes1
コチラ最初に配信された楽曲。
グレーのジャケットにブロンドヘアー、眉毛は左右別色。すっげーCOOL。10代の瑞々しさとか爽やかさとかで売っていく気ゼロ。
は?10代ですけどナニか?くらいのアーティストとして必要な「個性」を既に確立してるところも素敵。実際に上の"16 yrs"でも彼女はこう歌う。(歌詞が見つからなかったので聴き取り且つ僕の拙訳です)
When it comes to learning, age ain't the most important thing.
Age, it don't matter when it comes to love, come to love.
Age is just a number.
何かを学ぼうとする時、年齢は最も重要なものではない
人が何かを愛した時、年齢は関係ない
年齢なんてただの数字
何かを始めるのに早すぎるも遅すぎるも無いというのが持論の僕には刺さりすぎてビビる。16歳であれ、61歳であれ、一人の人間としてリスペクトできる。そしてこの歌詞。
Even if you're still a junior high school student.
Growing up, having kids, and having grand kids.
There's no finish to your life. Breaking through age boundaries.
あなたが今中学生だったとしても、
いずれ成長し、子供を持ち、孫を持つだろう
人生に終わりなどない。年齢という境界を超えていけ
悲観も楽観も無く、そのまま真っすぐに人生を見つめ、自分の限界を越えていく事を歌うこの部分は彼女の価値観がそのまま反映されていると思う。超熱い。
ちなみに彼女のMVを視聴する時は絶対にスマホで最大化して観て欲しい。完全にスマホ対応というより、売っていく層の事を考えた縦仕様になっている。ここら辺もメインのTik Tok世代へのターゲティングと言っていいんじゃないかな。
そしてもう一曲。
初めて彼女の歌声を聴いた時、ベースがブリンブリン鳴ってる曲と相性良いと思ったのでこの曲もどストライク!特にリズム的に歌のハメ方がめちゃめちゃ気持ちいい。36秒からの"Zig zag my pretty baby be crazy 'bout that Tik Tik Tok"あたりは聴き心地を意識して作詞してるはず。あとクッソ可愛い。
ここまでのクオリティの楽曲と個性を持っているならば後はどこで火が着くかだけ。英語詞だから日本での爆発は遅いかもしれないけど、そんな市場はどうでもいい。Who cares?って感じだ。
マジで世界をとる勢いで頑張って欲しい。超応援してる。
そして10月にストリーミングのSHOWも計画しているようなので、これはもう絶対見るしかない。
Doulはワシが育てた、と言いたい人は今から要チェックや!
短いショウやりますよ🎁
— Doul (@doul_xx) September 27, 2020
しかも無料👍
視聴予約お願いします🙏#Doul will hold a short show🎁
It's free👍
Reserve,please🙏
here 👉https://t.co/EY1N6x5ili
by DooStaff pic.twitter.com/QZBHHWU0OH
それではアデュー。